2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に尾上松也さんが出演されます。
尾上松也さんは今川家の嫡男、今川氏真を演じます。
その今川氏真とは、一体どんな人物だったんでしょうか?
今川家のプリンスと言われる今川氏真を演じる尾上松也さんは、歌舞伎役者だけあって素敵な氏真になりそうですね。
目次
大河ドラマ『おんな城主直虎』に尾上松也出演!
2017年NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に尾上松也さんが出演されますね!
尾上松也さんが大河ドラマに出演されるのは、今回が4度目になります。
過去には、
八代将軍吉宗(1995年) ・・・ 源六(徳川吉宗の少年期)役
葵徳川三代(2000年) ・・・ 片桐元包 役
天地人(2009年) ・・・ 前田利長 役
として、3度出演されています。
今回の『おんな城主直虎』で尾上松也さんが演じる今川氏真は、蹴鞠(けまり)の名手という事ですが、まず蹴鞠って?しかも、名手って?と思う人もいるかもしれません。
蹴鞠とは、鹿の皮でつくった鞠(まり)を一定の高さで蹴りつづけて、その回数を競う競技なんです。
う~ん、サッカーのリフティング?って感じですよね。
画像引用元:http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/event/kemari.htm
こんな格好でする姿が、なんだかちょっと笑える感じも・・・(失礼しました^^; )
ま、要するに尾上松也さん演じる今川氏真は、蹴鞠の名手で、今川家のプリンスといった役なんですよね。
尾上松也さん演じる今川氏真のお父さんが、春風亭昇太さん演じる今川義元ですが、今川義元が桶狭間の戦いで亡くなってから、氏真が家督を相続するんですよね。
するってぇと、今川義元役の春風亭昇太さんが、いつ頃死ぬんでっしゃろ?
と、なりますね。。。。
春風亭昇太さんが死んでからは、尾上松也さんの出番が多くなるといった感じでしょう・・・^^;(人聞き悪い?)
今川氏真ってどんな人物?
画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E5%B7%9D%E6%B0%8F%E7%9C%9F
さて、歴史的には今川氏真って、どんな人物だったんでしょ?
今川氏真は、戦国大名で武将、今川氏10代当主です。
先程も申しました様に、今川氏真は、今川義元の嫡男です。
今川義元が桶狭間の戦いで織田信長によって討たれ、その後は家督を相続します。
ですが、今川氏真は和歌・連歌・蹴鞠などの技芸に通じた文化人であったので、政務にあまり関心を示さなかったという説もありますが。。。
臣従していた家臣らは、今川義元の死後、今川氏真が家督を相続した事に対して、快く思ってなかった様ですね。
というのも、やはり今川氏真の器量が足りないと家臣らは考えていたという事です。
桶狭間の合戦後に、松平元康(後の徳川家康)が今川家の従属から退き、岡崎城に入ってしまいます。
そして、徳川家康は、織田信長と手を組むんですね~。
それが、有名な清洲同盟です。
永禄5年に氏真は、兵を率いて一宮砦を攻撃しましたが、徳川家康らによって撃退されています。
なかなか厳しい人生だったんではないでしょうか・・・?
しかし、今川氏真ってどんな性格だったんでしょうね~。
個人的には、穏やかな感じだったかも?とも思ったりしますが・・・
結局『おんな城主直虎』の最期、尾上松也さんは生き残るの?
画像引用元:http://www.oricon.co.jp/news/2074937/photo/5/
徳川家康らに撃退されてしまった今川氏真ですが、永禄7年には東三河(現在の愛知県東部)の拠点である吉田城が開城し、更に今川氏の勢力は衰えてしまいます。
永禄12年、氏真は家臣の助命と引き換えに掛川城を開城しました。
この時、氏真やその子孫が領主の座に戻らなかった事から、この掛川城の開城を以て、戦国大名としての今川氏の滅亡という事になるのです。
ですが、今川氏真は、蹴鞠等を得意とする文化人でしたので織田信長に蹴鞠を教えるといった事もしていた様です。
そんなこんなで(どんなこんな、なのか。。?)、今川氏真は、合戦などでは命を落とす事は無く、77歳まで生きたそうです。
最期は、品川の屋敷で亡くなったそうなので、結果オーライー!って事やね。って感じでしょうか。。。
家臣に信頼されなくても、勇敢に戦闘しに行かなくても、長生き出来て良かった。と思う武将もいたはず!
現代で考えると、命を粗末にしない生き方の方が良いし、親から見ても自分の子供には、そうやってでも生きて欲しいと思いますけどね。(・・・と、戦国時代と一緒にするな!って?)
松也さん、とってもはまり役。素敵です!
今回、家康が信康に処断しなければならない回で、氏真に密書を送るとこ。淡い灯火の中で、通る声!少しふくよかで、本来はわたし好みではありませんが、こういうシーンは男の色気がただよって、たまりませんね。くたくたした登場シーンと思いきや、カッコいい~。もっとみたい…でもあんまり出ないほうが、重みが増すかなぁ?
しかし、同じ歌舞伎にしても、あのかたとは違うな、とも思います…テレビと舞台の違いがよくわかっていないあのかた。浮いてて、困る…。松也さんは自然なのに、ねぇ。
くるん様、コメントありがとうございます!
そうですよね~!
私は、尾上松也さんのファンじゃないですが、なんだかすごくハマり役すぎて笑ってしまいます。(笑)
ハマり役というか、演技力なんでしょうけどね。
なんだか憎めないなぁと思わせる部分も出しつつ、カッコイイと思わせる部分もサラッと出すところが、さすがやん!って感じ。。。
もうすぐ終わっちゃいますねー(T_T)
寂しいなぁ。。。