前回の『第1話』では、とわと亀之丞の婚約が決まりましたが、亀之丞の父である井伊直満が亡くなってしまいました。

亀之丞の命も危なくなり、とわの父、井伊直盛が亀之丞を逃します。

その亀之丞の後を追いかける様に館を出ていくとわ。

そこから『第2話』が始まります。

 

各話のあらすじ(ネタバレ)については、こちらからどうぞ! ↓

2017年大河ドラマ【おんな城主直虎】あらすじ(ネタバレ)感想!

 

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目次

第2話 『崖っぷちの姫』 あらすじ(ネタバレ)!

 

第話『崖っぷちの姫』あらすじ(ネタバレ)

 

亀之丞が姿を消した翌朝、井伊家の居館の庭に、今川家の者によって連れてこられた子供達が、左馬助によって1人ずつ調べられていた。

 

だが、井伊家の者達はとわがいなくなった事で頭がいっぱいだ。

 

私が目を話したばっかりに・・・

たけが、涙ながらに言った。

 

とわを探しに行こうとしたその時、荒々しい声が響いた。

亀之丞と思われる者をとらえましてございまする!

 

騒然とする中、直盛と千賀は驚いた。

なんとその子は、とわだったのだ。

 

わが、一人娘でござる。

2人はそう叫び、そこにいた左馬助も認めた。

 

なんとか言い訳も通り、ようやく3人で帰館する事が出来た。

 

とわを見つけてくれたのは、亀之丞の従者で、直満の家臣である今村藤七郎だった。

 

藤七郎が見張りに立ち、わずかな時間だったが、とわと亀之丞は言葉を交わす事が出来た。

 

とわは、父と母に亀之丞の笛を届けようとした事を話しながら、亀之丞と交わした言葉を思い出した。

 

おとわ、わざわざ、この笛を届けてくれてありがとう。

と言う亀之丞に、とわは

死ぬなよ、亀。何があっても決して・・・

と言った。

 

必ずおとわの元に帰ると言った亀之丞の顔を思い出すと、苦しくなるとわだった。

 

そして、とわは両親に

亀は、われの着物を来て逃げ、われは亀のふりをして、おとりとなって時間を稼ごうと思いました。

と言った。

 

今川義元からの下知

 

数日後、やっと今川家の使者は、井伊谷から引き上げ、直満の葬儀がひっそりと行われた。

 

謀反人として罰せらた事もあり、寂しい葬儀となった。

そこに、招かれてもいない小野政直が姿を見せた。

 

かような場で恐れ入りますが、太守様より、お下知を申し上げまする。

そう政直が言うと、左馬助が

 

何ゆえ、わしではなく、そなたにお下知が届く!

と、怒りの表情で言った。

 

直政は、それでも平然と書状を読み上げた。

 

こたびは、直満が謀反を見抜けず、あまつさえその子を取り逃がしたる不始末、目付けの新野左馬助が働き、甚だ心もとなし。よって向後、小野和泉守政直を目付に任じるものなり。

 

一同があっけにとられ、怒りに身を震わせる中、更に政直は続けた。

 

また、小野和泉守が一子を井伊のむすめと、めあわせる事を加えて下知す。

 

その時、直平が脇差しを抜き、政直に斬りかかろうとした。

 

こらえてくださいませ、じじ様!

直盛が羽交い締めにし、祖父を止めた。

 

一方、とわは龍潭寺の境内で、南渓と話していた。

井戸の赤子は、何ゆえ生きておったのですか?

 

とわは、亀之丞が戻ったら正解を教えてやりたいと思っていた。

答えは1つとは限らぬからの。まだまだあるかもしれんぞ。

 

 

そんな会話の後、帰館したとわは今川からの下知の話を告げられた。

 

なぜ・・・なぜそこで小野なのですか?

とわは、必死に父母に問いただした。

 

今川よりそうせよと下知が来たからです。謀反を企み、亀之丞の首引きを拒んだ井伊家を許す条件という事で・・・ほかにもう手立てはないのです。

 

そう、父母から言われたとわは、無言で宙を見つめた。

 

鶴丸との結婚

 

その後、龍潭寺でとわは鶴丸から

おとわ様は、俺の顔など見たくもあるまい。知っておるのだろう。わが父が亀の父上の謀反を今川に密告したのを・・・

と告げられた。

 

そして鶴丸は続けた。

俺とおとわ様との夫婦約束は、今川からわが父への・・・・・亀の父上を売った褒美じゃ。

 

その言葉にとわは、

亀は必ず戻ると言うたのじゃ。われは待っていなければならぬ。

 

そう、鶴丸に言ったとわは、必死で考えた。

そうだ!

自分がいなくなれば約束も消えてなくなり、鶴丸とも結婚せずに済む・・・

そしてその夜、家出を決行した。

 

暗い道を歩いていたとわは、小屋を見つけた。

寒くてたまらず、その小屋に入った。

 

そこには若い男がいた。

粥を食べさせてくれ、楽しく会話もした。

 

とわを探索する声が聞こえると、その男はとわを袋に入れ、館に運ばせたのだ。

 

とわは、館でぼんやりと気がついた時、それを思い出した。

 

その途端、千賀の平手打ちが飛んできた。

皆がどれだけ心配したと思っているのですか!

 

頬を押さえながら、とわは

 

だって、亀が戻って来たら可哀想じゃないですか!われが鶴と夫婦になっていたら・・・

そう言いながら、泣き出した。

 

そして、とわが泣き止むのを待ってから、直盛がつぶやく様に言った。

 

おとわが亀の事を思うのは、よう解った。じゃが、おとわが鶴と一緒になってくれねば井伊は今川に潰されてしまうんじゃ・・・

 

すると

父上も母上も何も考えていない、あほうではないか!鶴と一緒にならず、井伊も潰されぬ手を考えれば良いではないですか!

 

と激しく言い返すとわを、千賀は部屋に放り込み、乱暴に戸を締めた。

 

とわは、部屋にある鼓を見つめた。

直満が駿府土産に買ってきてくれたと、父母が言っていた。

 

-息子が笛なら娘には鼓じゃろう。-

そう直満が言っていたと、千賀から聞いていたとわは、亀之丞の顔を思い出しながら鼓を打った。

 

鶴と夫婦になるしかないのかの・・・

そう思った直後、南渓の言葉が蘇った。

 

答えは1つとは限らぬからの。まだまだあるかもしれんぞ。

 

そしてはっと顔を上げ、別の答えをとわは見つけた。

 

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第2話『崖っぷちの姫』放送後の感想!

 

 

とにかく子役達が可愛い!

1話の時より、とわ役の新井美羽ちゃんがどんどん可愛く見えてくるなぁって感じ。

 

でも今回、おとわが亀之丞と、少しの間でも会えて良かった~(*´ω`*)

 

しかし、前田吟さん演じる井伊直平が、けんかっ早いのが笑ける。。。

ついつい、『いけいけ~!』ってなってしまう自分が怖い。。。^^;)

 

というのも、吹越満さん演じる小野政直の表情と喋り方が、小憎たらしくて・・・・

そう思うと、視聴者を引き込む演技の吹越満さんって、やるぅ~!って感じです。

 

それにしても小野政直の息子、鶴丸は、ええ子やね~。

どうやら、おとわが好きな様だけど、子供なのに相手の幸せを考えるとは・・・

 

小野政次(鶴丸)は、歴史上での人物像とは違ったイメージで、こんな良い役なんだ・・・って感じです。

 

まだ、子供時代だからかな?

成長していくにつれ、父親の様になっていくのか・・・

 

はたまた、良い役だけどやむを得ず、父親と同じ様に密告するのか・・・?

これからの展開が気になります。

 

それと、ムロツヨシさん・・・

あの姿、めちゃくちゃ似合ってました。

 

思わず、『殺さんといてあげて!』という気持ちになりました。

それくらい、むさ苦しかったです。(笑)

 

これからも、あんな感じで登場するんでしょうね。

どんだけ服破れてんねん!って感じでした。

 

最後は、おとわが髪をザクザク切ってましたが、杉本哲太さん演じる井伊直盛の、激しい驚き様に、こっちが驚いた。。。って感じでした。

 

 

第3話のあらすじは、こちらからどうぞ!

【おんな城主直虎】第3話あらすじ(ネタバレ)と放送後の感想!