第2話で、とわ、亀之丞、鶴丸の友情が揺らいでいく様な流れになってきました。

亀之丞は姿を隠し、鶴丸は、父がした事に対しての辛い気持ちをどうしていくのか・・・

といった中、とわが何か名案を思いついた様ですが・・・

 

各話のあらすじ(ネタバレ)については、こちらからどうぞ! ↓

2017年大河ドラマ【おんな城主直虎】あらすじ(ネタバレ)感想!

 

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目次

第3話『おとわ危機一髪』あらすじ(ネタバレ)!

 

第3話『危機一髪』あらすじ(ネタバレ)放送後の感想!

 

井伊家を潰さず、鶴丸と結婚しないという方法を、とわは見つけた。

それは、出家する事。

 

とわは思った。

出家すれば誰の嫁にもならず済む。和尚様の様に頭を丸めればいいんだ。』と・・・

 

そして、とわは自分でカミソリを使い、髪をザリザリ切り落とした。

何度も手が滑り、頭も顔も血だらけになりながら。

 

直盛は、とわの姿を見て悲嘆に絶叫した。

 

そこに居合わせていた小野政直は、

これでは夫婦約束など無理ですな。

 

そう言うと、すぐさま駿府の今川家に注進に及んだ。

 

そして評定の場にて、生気の無い声で直盛は書状を読んだ。

度重なる井伊家のふるまい言語道断。このうえは、息女、とわを人質として遣わす事。

 

そして、これに対して怒り心頭の直平が

左馬助!今川に人質を渡す位なら、井伊は戦に及ぶと伝えてこい!小野も皆殺しにするとな!

と言い放った。

 

直盛は苦悶した。

とわを人質になぞやりたくない。しかし、とわが今川に行かなければ井伊家は滅びる。

 

苦しむ父を見ていられず、とわは龍潭寺の南渓和尚に泣きついた。

そして、南渓和尚は井伊の居館へ足を運んだ。

 

いっそ、おとわの出家を今川に認めてもらってはどうかと思うのじゃ。

南渓和尚が言った。

 

とわが、出家してようと人質になろうと、井伊家に後継ぎが不在なのは変わらない。

どっちにせよ、次の当主選びは、今川家の意のままだ。

 

そこを今川に気づかせれば、とわの出家が許されるのではないかというのが南渓和尚の考えだ。

 

そうして、とわは左馬助と、たけと共に、駿府へ向かう事となった。

 

その頃、一足先に駿府に到着していた南渓は、太原雪斎と対面していた。

 

太原雪斎とは、同じ臨済宗の先達であり、今川家で義元の補佐をする最高顧問だ。

 

南渓は、その太原雪斎を口説き落とす事が出来れば、勝ったも同然と考えていた。

 

そして、その太原雪斎が

太守様にはお伝えしておくが、やはり人質として取っておくとお考えになるであろうか・・・・

と、前向きな返答では無かった。

 

その頃とわ達は、やっと駿府に着いた。

賑やかなところじゃな、駿府というのは。

きょろきょろしながら、とわが言った。

 

この町を何度も訪れている左馬助が

諸国との商いも盛んでございますから、人も物も集まってまいります。

と言った。

 

そうしてとわ達は、直平の娘で、かつて井伊家から人質に出された佐名が暮らす、関口家の屋敷を訪れた。

 

いわば、人質の先輩に対する挨拶の為である。

とわとたけが一室で控えていると、鞠を持った美少女が入ってきた。

 

その美少女は、この家の娘の瀬名だ。

瀬名は、とわのボサボサ頭を見て笑い転げる。

 

そんな瀬名に、とわは

瀬名姫は、女だてらに蹴鞠をなさるのか?

と聞いた。そして、

蹴鞠が上手くなれば、龍王丸さまの妻になれるのです。

と、瀬名が言った。

 

その時、とわを呼ぶ声がした。

そこにに現れたのは、どこか寂しげで不幸な印象を与える雰囲気の佐名だった。

 

そこから別の部屋に案内され、とわはたけと2人きりになった。

そうして、とわは気になった事をたけに聞いてみた。

 

佐名様は、井伊のお味方ではないのか?

そう言うとわに、たけは

まだ、お解りにならぬとは思いますが・・・佐名様は、太守様のお手つきとなったのです。

 

とわは、お手つきの意味を自分なりに解釈した。

 

飽きたら、雑巾の様に捨て置かれたのでございます。佐名様に井伊を恨むなと言うのは、難しゅうございましょう。

 

とわは、絶句した。

そして、『だから、あんなお顔をしておいでなのか・・・』と思った。

 

佐名と寿桂尼

 

待ち合わせをした裏門で、南渓がとわに手紙を渡した。

先に、これを佐名に渡して欲しいのじゃ。

 

佐名は、南渓の妹である。

今川義元の母である寿桂尼は、今川家中で大きな力を有する人物だ。

 

その寿桂尼に、佐名からとわの出家を進言してもらうのだと、南渓はとわに話した。

 

そうして、佐名の部屋へ案内してもらったとわは、佐名に手紙を渡した。

 

ようわれに、かような事を頼めたものじゃ!なまぐさに恥を知れと申し伝えよ!

そして佐名は、手紙を二つに切り裂き、叩き付けた。

 

なまぐさとは南渓和尚の事か?

凄まじさに、とわはあぜんとなった。

 

裏門で待っていた南渓に、とわは裂かれた手紙を見せた。

怒るという事は、心が揺れておるという事じゃ。きっと思い直し、寿桂尼様にとりなしてくれる。

 

南渓和尚は、佐名の性分を知っていた。

 

翌日、とわ達は今川家の居館に出向いた。

そこに姿を見せたのは、小野政直だった。

 

その時、今川家の家人が足早に現れ、

小野様!川名のご隠居様なるお方に、ご嫡男がさらわれたそうにございます!

と、告げた。

 

そして政直が血相を変え、飛ぶ様に出ていった。

 

おおじじ様が鶴丸を・・・。これが太守様の耳に入ったらどうなるか・・・と、とわは思った。

 

その時、尼僧に付き添われた上品な老女が入ってきた。

寿桂尼だ。

 

人質に来た井伊のとわとは、そちか。

はい。・・・・あの・・・

太守様はお取り込み中の様じゃ。どれ、待つ間、蹴鞠でも見ぬか?

そう寿桂尼が言った時、縁側の襖が開いた。

 

庭には、大勢の人が集まり、蹴鞠をしている。

そこに、瀬名の姿もあった。

 

あれは、いつも子供らの蹴鞠に入りたがる。勝てば褒美に龍王丸様の妻にしてもらうのじゃと。

 

そして、義元の嫡男である龍王丸に勝てば、なんでも褒美がもらえる。と聞いたとわは、小さい男児の姿を見つけ、飛び出して行った。

 

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蹴鞠の褒美

 

そして、龍王丸に

われと一番、勝負をお願い申しまする。

とわは、言った。

 

だが、とわは蹴鞠などやった事がない。

案の定、すぐに負けた。

 

でも、諦める訳にはいかない。

もう一度、もう一度、お手合わせ願います!

 

何度も挑むとわに、段々と龍王丸からも笑いが消え、息があがって、足元がおぼつかなくなっていった。

 

そして、龍王丸の蹴鞠が大きくそれて転がったのだ。

とわは、すかさず竜王丸に

 

褒美をくださいませ。

と言った。

 

こんなもの、勝ったとはいわぬ!

背を向け、行こうとする龍王丸に、とわは飛びかかり頼み込んだ。

 

褒美をくだされ。その褒美がないと井伊が潰れてしまうのじゃ!

すると、いつ来ていたのか、政直が鬼の形相で止めに入った。

 

そして、その直後に今川義元がやってきた。

たけが、とわに

太守様でございます!

と言い、とわは急いで平伏した。

 

面を上げよ。

供の者が言った。

 

とっさにとわが

井伊直盛の娘、とわと申します。龍王丸様に勝ちました。ご褒美を頂きたく、おとりなしを願いまする。

と言う声に、一同がどよめいた。

 

そして龍王丸が

何度も何度も勝つまで止めず、こいつは卑怯者にござりまする!

と上ずった声で言った。

 

すると、義元が

何を所望じゃ。

と言った。

 

井伊にお返し頂きたく存じます!

と言うとわに、政直が

姫、何を無体な望みを!

と叫んだ。

 

その時、雪斎がすっと義元に近づいて言った。

その者は、粘り腰の実に良い戦いを致しました。良い戦いをした者には褒美を取らすのが武家の習い。

 

その隣から寿桂尼が

龍王にも、見本をしめさねばなりませぬしね。

 

すると義元が扇をとわの方へ、追い払う様に振ってみせた。

そして供の者が、

褒美を遣わす。去って良いとの仰せじゃ。

と言った。

 

佐名様が寿桂尼様におとりなしくださったのだ。

雪斎様も味方してくれた。と、とわは思った。

 

井伊家は助かったのだ!

 

今川の居館の外で待っていた南渓と左馬助に

褒美をもらいました。

と、とわは言った。

 

でかしたぞ、途方もない大手柄じゃ。

南渓が涙をにじませて言った。

 

第3話『おとわ危機一髪』放送後の感想!

 

第3話『おとわ危機一髪』放送終了後の感想

 

またまた、おとわ役の新井美羽ちゃんが可愛かったですね~。

最初、カミソリでジョリジョリしてる姿は、血が流れていて怖かったですが・・・^^;)

 

やっぱり、南渓和尚役の小林薫さんが癒されるなぁ。。。

ホント、役にピッタリって感じです。

 

しかし、今日初登場した佐野史郎さん。

雪斎という役は、難しいとは思うんですが、結果的には井伊家の味方をしてくれたというのは悪い人ではない。ってイメージです。

 

でも、佐野史郎さんには悪いけど、良い人には見えないなぁと思ってしまいます。。。^^;)

 

なんだろ、顔つきかな??

表情から読み取れないという感じだから、結局悪者なのか?良い人なのか?という謎めいた雰囲気なんですよね。

 

逆に考えると、それが狙いなのか・・・?とも思ったりしますが。。。

 

この、太原雪斎という人物は、父方の庵原家、母方の興津家、共に今川家譜代の家臣だったんですよね。

 

そして、この太原雪斎と今川義元、共に富士山麓の『善徳寺』に入寺して、それから今川義元の教育係を務めたという人物。

 

義元の父である、今川氏輝の亡き跡、家督相続で揉め事等もあった中、義元の家督相続に尽力したとされています。

 

そういった事も考えると、『影の大番長的な感じ』なのかな?

う~ん・・・でも、とにかく『おとわ危機一髪!』って感じでしたが、助かって良かったです。

 

それと花總まりさん、やっぱ綺麗だったなぁ。。。

宝塚!って雰囲気出てたなぁ。。。

 

なまぐさに恥を知れと申し伝えよ!』っていうシーンも、迫力あったし、さすがやなぁ・・・って感じでした。

 

それと、乳母のたけが、『お手つき』の説明をしてるのと、おとわのイメージしてる『お手つき』が、全然違っていてちょっと笑けたけど・・・

 

というか、可愛かった。って感じ!

 

とにかく、これから瀬名とおとわ、龍王丸が大きくなって、その後どんな展開になるのかも楽しみ!