第3話は、とわが出家するという作戦を考えました。
そして、それを認めてもらう為に今川義元の屋敷へ向かったのでした。
そこでは、とわが竜王丸に蹴鞠の勝負を挑むという展開になり、とわの粘り勝ちで、なんとか井伊家の危機は免れました。
さて4話からは、出家の道を歩む事になったとわは。。。
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2017大河ドラマ【おんな城主直虎】あらすじ(ネタバレ)感想!
目次
第4話『女子にこそあれ次郎法師』あらすじ(ネタバレ)!
とわは井伊谷に帰還した。
そして、鶴丸をさらっていた直平は、直盛に説得され、渋々小野の屋敷へ戻した。
南渓がとわを龍潭寺に引き取りたいと言い出した。
『在家での尼暮らしは、おとわには退屈なのではないかと思うてな。』
と南渓は言った。
とわの方はというと、
『出家したら、亀と一緒になれぬではないか。』
と、今更になって出家について抵抗した。
だが
『母は、あなたを誇りに思います。己の見を挺して井伊を救うなぞ、誰にでも出来る事ではありませぬ。』
と千賀に言われ、めったに褒められる事のないとわは、あっけなく納得させられたのだった。
さて、小野家では鶴丸が父の政直に願い出ていた。
『以後も、かような事がおこらぬとも限りませぬ。これ以上、井伊の目の仇にされる様な事は、どうかおやめ下さいませ。』
と、井伊の人質という恥唇を味わった鶴丸が言った。
それを聞いた政直は、
『井伊の方々にあらぬ疑いばかりかけられ、根も葉もない事で恨まれ・・・どうしたらええものじゃろうのぅ。』
と、言葉とは裏腹に薄ら笑いが浮かんでいる父に対して、たまらない嫌悪と不信感が湧き出る鶴丸だった。
数日後、井伊の居館でとわの得度式が行われた。
周りは、沈痛な面持ちの中、南渓の手でとわの髪が綺麗に剃りあげられていく。
そして、
『これより、そなたの名を次郎法師とする。』
と南渓が宣した。
『そなたは、かつて井伊の惣領娘じゃった。おなごにこそあれ次郎法師。というところかの。男の名は嫌か?』
と、南渓は言った。
『いえ・・・そもそも、われが本物の次郎であったら・・・・亀も、あのような目に遭わずとも済んだのではないかと。』
と、湿っぽい空気の中、とわは言った。
そしてとわは顔を上げ、精一杯明るい笑みを浮かべ
『父上、母上。とわは立派な次郎法師になりまする!』
と言った。
龍潭寺での修行
それからとわは、龍潭寺に入り、挨拶に出向いた。
そんなとわに、南渓は唐突に問いかけた。
『お主はここに何しに来た。』
それに対し、とわは
『家の事情で出家せねばならなくなり・・・・・。』
『ほう、出家。出家とはなんぞや。』
と更に問う、南渓。
『お坊様になる事、ですか?』
と、とまどうとわに、
『僧。僧とはなんぞや。』
『何って・・・毛、毛の無い事?』
といった、やり取りが続いた。
それに生活模様も混乱の連続だった。
『1日作らざれば一日食らわずです。禅僧では、食事、掃除、畑仕事等、日常の作務の全てを修行とみなします。』
そう言われたものの、下っ端であるとわは、質問も口答えも許されない。
見よう見まねで農作業を始めるしかなかった。
クタクタの体で戻った修行堂で出された昼食は質素そのものだった。
とわは、とうとう1日で音を上げ、館に逃げ帰った。
そこでは、千賀の叱責と、たけが内緒で支度した食事があった。
『そなたの出家は本領安堵と引き換えなのです。戻ってこられては困ります。』
と、千賀から厳しく言われ、母がわざと心を鬼にして話しているのだと解っていても、
『かような家、こちらから出ていってやるわ!』
と、怒りに任せてとわは、飛び出し、龍潭寺へ戻って行った。
龍潭寺では、昊天が南渓に問うていた。
『何ゆえ、おとわ様を寺にお引き取りに?在家として館に置く手もございましたのに。』
それに対して南渓は
『あの子は、たった十やそこらで、今川の下知をひっくり返したのじゃぞ。ただならぬ子とは、こういう者かと思うたのじゃ。今後、どんな道を歩むのか分からぬが、蝶よ花よと育てるものではないのではないか。』
と言った。
竜宮小僧
それからとわは、見習いとして毎日頑張った。
そんなある日、南渓がとわに声をかけた。
『そんなに腹が減っておるなら、もらいに行けばよいのではないか?』
『もらいに?さような事をして良いのですか?』
『もちろんじゃ。托鉢(たくはつ)といってな・・・』
托鉢の心得も聞かず、堂から持ち出した鉢を握りしめ、とわは寺から駆け出した。
そしてとわは、
『これは托鉢じゃ。何かくれ。』
どこへ行っても邪魔者扱いや、しっしと追い払われた。
そこへ鶴丸がやってきた。
『おとわ。お主、もしや・・・』
恥ずかしさと惨めさに耐えきれず、とわは、泣き出した。
『もう嫌じゃ。出家など!亀が戻ってきたとしても、これでは約束も果たせぬ。』
そして鶴丸に、亀の竜宮小僧になると誓った事も話した。
それを聞いた鶴丸が
『妻とならずとも、僧としての竜宮小僧の方が、亀をたすけられる事は多いくらいではないのか?』
と言った。
とわも、じっと考えた。
『鶴、ありがとう。!』
そしてとわは、先程訪れた食べ物屋へ行き、店の水桶が空だった事と、主が痛みに顔をしかめて腰をさすっているのを思い出した。
そうしてとわは、水桶を持ち上げたのだった。
それから、水がなみなみと汲まれた水桶を、びっくりした顔で見ていた主が、とわに気づいた。
『さっきのガキか。』
『ただのガキではない。竜宮小僧じゃ。』
そう言うとわに、主はブっと吹き出した。
そして大笑いしながら、とわの鉢に煮物を盛ってくれたのだった。
『いただきます!』
とわは、がつがつとむさぼり食べた。
それからも、とわの修行は続いた。
とわ改め、次郎は動いた。
それに、竜宮小僧としても動いていた。
困っている者がいれば、ひそかに助けた。
そして、亀之丞の帰りを一途に待ち続けたのだった。
それから9年の歳月が流れ、次郎は19歳の春を迎えた。
第4話『女子にこそあれ次郎法師』放送後の感想!
出家する事になったおとわ。
髪を剃った姿も可愛かったなぁ。。。
そして、とうとう次郎法師誕生となりました。
でも1日で戻ってきたおとわに、たけがいっぱい食べさせていたのを見ると、『乳母って、こんな感じなんや・・・』と思いました。
かけこむように食べている新井美羽ちゃんを見てると、正直『そんな食べ方する人見た事ないなぁ・・・』とも思いましたけどね。(笑)
それと、傑山役の市原隼人さんって、あんなにがっしりタイプだったんですね~!
おとわをヒョイと持ち上げる姿を見て、この傑山役は確かに合ってるなぁと思いました。
それに、おとわが畑のカブを盗んで食べてるのを見て、え?生で食べるんや!とびっくり!
しかし、生で食べるシーン、子供には辛いやろ・・・。^^;)
それから鶴丸が来ましたね。
あんなにいい子なのを見ると、つくづく親とは大違い!と思いました。
これから、もしかすると親(政直)と同じ様に変わっていくのか?
それとも、政直とは少し違った感じになるのかが、すごく気になります。
一応、ストーリー的には親と似た道を歩む様な感じだと思ってるんですが。。。
どうなるのか・・・・?
それと、直盛が小野政直を助けるシーンは、これで良かったのか!直盛!って言いたくなりましたわ。
でも、それが直盛ですからね。
しかし、助けてあげた政直の小憎たらしい事!
はよ死んでくれたら、亀之丞も帰って来れるのに!って感じ。。。
でも、とうとう子役達の演技が終わってしまいましたね。
可愛かっただけに、寂しいなぁと思います。
これから柴咲コウさん三浦春馬さん、高橋一生さん達がドラマを面白くしてくれる事を期待したいと思います!