【本サイトはプロモーションが含まれています】

前回は、とうとう次郎が還俗し、龍雲丸と共に幸せに暮らすという展開になりました。

しかし、武田軍がすぐそこまで迫り、堀川城に火を放つ事に。。。

更に、高瀬の正体もだんだんと明らかになってきました。

さて、38話ではとわと龍雲丸は堺に旅立つ事となるのでしょうか?

 

Sponsored Link

 

目次

第38話『井伊を共に去りぬ』あらすじ(ネタバレ)!

 

 

城は焼かれ、村々はもぬけの殻になった。

報告を受けた信玄は激怒した。

 

何一つ渡さぬか・・・。よかろう、では何一つ取るまい。すべての家屋敷を焼き払うてしまえ!

 

兵が井伊谷中に、手当たり次第に火を放った。

家々も寺社も燃え、里は瞬く間に焼け野原となってしまったのだ。

 

高瀬の様子がおかしいと龍雲丸が言い出した。

城に火が回る中、逃げようともしていなかった事に不信感を抱いたのだ。

 

足がすくんでおっただけではないのか?

ならいいけどよ。俺には、死ぬ気に見えた。

 

・・・何ゆえに・・・

解らんが、目を離さぬ方がいいかもしんねえぞ。

 

直虎は、考え込んだ。

今にして思えば、隠し里にいた皆が、それぞれの身の振り方を決めた時、高瀬が近藤家での奉公を選んだのも妙だったな・・・

 

そして、直虎は賭けに出た。

 

高瀬が近藤の部屋に運ぼうとしていた薬湯を取り上げ、直虎自身が飲もうとしてみたのである。

高瀬は急いで茶碗を振り払い、床に落とした。

 

その行為は、毒が入っている事を認めたも同じだ。

そなたは、武田の間者か。・・・そうであろう。

 

そして、高瀬は話し出した。

どうやら父は、亀之丞という事は間違いない。

 

しかし、母が亡くなった時に借金があり、高瀬は身を売る事を決心した頃、武田から話が来たというのだ。

 

われを殺すのが使命であったのか?

いえ。私の役目は井伊に潜り込み、いざという折に、調略を仕掛けよという事でございました・・・。

 

今は、武田から近藤殿を殺せと言われておるのか?

・・・近藤様を殺せば、母上の手に井伊が戻ってくるではないですか!

 

絶唱する高瀬の頬を直虎は思い切り張り飛ばした。

さような事を誰が頼んだ!

 

しかし、頬を押さえ、背を丸める姿に哀れさが溢れ、たまらず直虎は高瀬を抱きしめた。

つらかったろう。誰にも言えず。

 

直虎と龍雲丸は堺へ

 

井伊谷は、一面焼け野原となってしまっていた。

隠し里に戻った直虎は、里に戻れる事を村人達に告げに行った。

 

そして、村人達に直虎は深くわびたのだった。

そんな直虎を村人達は、活気にあふれる気力と歓声で、これからの復興の為に一層団結する事を告げた。

 

初夏には、直虎と龍雲丸が堺へ旅立つ朝が訪れた。

見送りに出た一行と、2人は挨拶を交わした。

 

そんな中、直虎は微妙な違和感を覚えていた。

南渓達の様子がおかしいのだ。

 

和尚様、何か?

いや、何でもない。二人とも達者でな。

 

慌てて笑う南渓の後ろで、何やら傑山に耳打ちされた直之が、ぎょっとした顔になっている。

 

気賀まで船で来てくれた中村屋が龍雲丸と直虎を連れ、出発した。

しかし、気もそぞろの直虎を見ていた龍雲丸が、急に直虎の手を掴み、中村屋に一礼すると元の道を戻り始めた。

 

帰んぞ。

待て、われは帰らぬぞ!ともに堺に・・・・

 

城も家も無くともさ、あんたはここの城主なんだよ。根っからそうなってんだよ。あんたには、戻ってやんなきゃいけねえ事があんだろうが!

うつむく直虎に、柔らかな口調で龍雲丸は、続けた。

 

何も今、無理やり行かなくてもよ・・・。やる事やって終わったら来りゃいいじゃねえか。・・・待ってっから。

そんな日など来る訳無いではないか。

 

直虎を抱きしめ、背をなでながら龍雲丸が言った。

んな事分かんねぇんじゃねえか。あと十年、二十年・・・

 

嘘をつけ。十年も二十年も待つ訳がない・・・

あんたみてぇな女が他にいるかよ。

 

この時が永久に続く事を直虎は願った。でも・・・

 

情にもろくて、泣いたり怒ったり忙しい。そいつがなんでか兵一人使わず町を手に入れ、人一人殺さず戦を乗り切り、したたかに世を変えていくんだぞ。そんな女が他にどこにいんだよ。なぁ!

 

それを聞いた直虎は、にこりと笑ってみせた。

 

達者でな。

そっちも・・・

 

そして、唇と唇が強く熱く重なった。

直虎は愛を注ぎ続けてきた男に別れを告げた。

 

南渓たちを動揺させていたのは、信玄が客死したという知らせだった。

病が悪化し、甲斐へ兵を引く途中で、ひっそりと息を引き取ったのである。

 

そして、信玄の死の勢いを得た家康は、武田勢を遠江から一掃する。

井伊谷は、再び徳川領となった。

 

【おんな城主直虎】39話あらすじ(ネタバレ)と感想!『虎松の野望』

【おんな城主直虎】実在しない龍雲丸の最後は?直虎と恋愛・結婚に発展?

 

Sponsored Link

 

第38話『井伊を共に去りぬ』放送終了後の感想!

 

 

いやいや・・・今回も突っ込みどころたくさんやったなぁ。。。

まずは・・・

 

もじゃコン~!!

 


モジャモジャやわ・・・疑り深いわ・・・

えーとこないやん!

てか、いつの間にか見た目、落ち武者になっとるやん!

 

直虎の案を受け入れるって、モジャコンが言うた時、直虎、思わず笑ってたやん。。。

なぜ、笑う?

 

なーんて、直虎に突っ込んだモジャコンさんやけど、その落ち武者姿を目の前にしたら、ほぼ皆さんそうなるかと。。。

 

しかし、高瀬ちゃんー。

近藤様を殺せば、母上の手に井伊が戻ってくるではないですか!

 

って、直虎の為に言うたのにぃ~。

誰が頼んだ!』って、直虎にぶたれてしまって・・・

 

武田の間者のままでよい・・・モジャモジャを消してくれてよいのじゃ・・よしよし。

って、私ならなでしながら言うっちゅーのになぁ。。。

 

でも、松平健さんの演じる武田信玄、めちゃくちゃ迫力あるわー。

声といい、態度といい。。。

 

てか、松平の武田か。。。え?

 

それと、も一つ気になったのが、氏真役の尾上松也さん。。。

 

とにかく、白すぎるねん!

なんぼほど塗ってはるん! ・・と。。。

 

いやーしかし今回も、とわと頭!

なんか寂しかったなぁ。

 

そうなるとは分かっていたものの、やっぱ一緒に暮らしてほしかったなぁ。

てか、政次がおらんくなって、政次ロスの人が多くなってたけど、龍雲丸役の柳楽優弥さん、めちゃくちゃカッコええやん!

 


ちょっと、ぽちゃっとしてはるけど・・・

 


でも、何回も言うてまうけど、どうも気になるわー。

とわが未だに、頭、頭って・・・

 

まず、どのチームの頭やねん!

って、ついつい突っ込んでしまう。

 

で、その龍雲丸もいなくなったけど、ここからは菅田将暉さんに活躍してもらわないとねー!

最後、登場したけど、すごい!

 

ホント直親の面影も、幼少役の虎松(寺田心君)の面影も残した雰囲気を出すのがすごい!って思った。

 


とにかく、虎松役の菅田将暉さんが、政次ロス、龍雲丸ロスから、女性達の心の支えになって欲しいなぁ。

 


 

でも、最後に武田信玄が死んだよー!

てか、あの死に方~!

衝撃的やわ。。。

 

氏真の白さは、オババ様譲りやったんやね。。。

しかし、怖い。

 

それと、今回は六左がほとんど見れなかった。。。(*_*)

 

 

よっしゃ来週、六左、活躍してね~!

あ、それと何回も言うてまうけど、たけがうめになった件やけど・・・、意味あるん・・・?