井伊直政(幼少:虎松)を育てたのは、井伊直虎だとも言われていますね。

直虎の史料というのがとても少ないですが、実際には直政を教育したんでしょうか?

とすると、自分の子ではないけれど愛する人の子供。。。という関係になりますね。

大河ドラマ『おんな城主直虎』では、井伊直政を演じるのは菅田将暉さんです。

じゃあ、菅田将暉さん(子役の虎松は寺田心さんですね)が、柴咲コウさんに教育されるって事でしょうか?

大河ドラマでは、どんな感じになるんでしょうか。楽しみですね!

 

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目次

井伊直政を教育したのは直虎?2人の関係は?

 

井伊直政を教育したのは直虎?2人の関係は

画像引用元:http://odanobu.com/character/ii-naomasa/

 

井伊直虎より有名なのが、井伊直政!

その井伊直政は、徳川家康の家臣であり、『徳川四天王』の1人だった事も有名ですね。

 

この井伊直政も父の井伊直親と同じく、幼少の頃から今川氏に命を狙われます。

そもそも、井伊直親も父親・井伊直満が今川義元から謀反の疑いをかけられ、自害します。

 

その子供である直親(幼少:亀之丞)も、今川氏から命を狙われますが南渓端部や家臣らにより、10年程身を隠す事に成功しました。

 

その後、奥山朝利の娘を正室に迎えて生まれたのが『虎松』です。

ですが虎松の父である井伊直親も、同じ様に今川氏から謀反の疑いをかけられ、命を落としてしまいます。

 

そして同じく、子である虎松も今川氏から命を狙われます。

父親と同じ様に虎松も周りの協力により、なんとかその命を繋ぎ止めます。

 

その間に、直虎が虎松を教育したという説や、直虎の母である佑椿尼が教育したという説もあります。

 

とにかく井伊家の男系はことごとく亡くなってしまい、女性しかいなかったという事が、直虎が教育した!と言われる様になったのではないでしょうか。

 

一度は当主となった直虎ですが、その後小野政次や今川氏によって井伊谷城を奪われてしまい、尼となって出家する事になりますが、虎松と虎松の母、直虎と直虎の母と4人で、暮らしていた時期もあった様です。

 

その後は南渓端部も含め、虎松の今後を相談していた様ですね。

徳川家康の家臣となるキッカケを作ったのが直虎と言われていますし、そういった事からも虎松の将来を本当に心配していたんでしょうね。

 

直虎の気持ちは解りませんが、自分の大切な井伊家の為だけなのか?

それとも、愛した人の子供であるがゆえに、それ以上の気持ちが強かったのか?

 

それは解りませんが、親子の様な固い絆があった様に思えるのは私だけでしょうか?

 

大河ドラマ【おんな城主直虎】最終回までのあらすじ(ネタバレ)!

 

しのと直虎は険悪なまま?

 

しのと直虎は険悪のまま?

 

さて、虎松(直政)の母ですが、大河ドラマでは直虎に、かなりの嫉妬心をむき出しにする様ですね。

 

実際のところはどうだったのかは解りませんが、虎松の母は、直虎が虎松の教育に関わる事を快く思っていなかったという説もあります。

 

やはり、嫉妬心が本当にあったからなのでしょうか?

 

でも、井伊家の男系がいなくなってしまってからは、なんとか虎松の命を守らなけばいけないという使命を、女性陣は抱えていたんではないでしょうか。

 

そんな時に感情だけで、あーだのこーだの言ってる場合じゃないですよ!

と、その場にいないから思うだけなんでしょうか。。。^^;)

 

だから、実際にはみんな必死で虎松を教育したんじゃないのかな?と思ったりします。

 

その虎松を育てていた鳳来寺では知的教育を身につけさせていました。

それに虎松は鳳来寺で学問についても、かなりの教育を受けていたそうです。

 

そうして井伊直政(虎松)は、徳川家康に仕える事となりますが、直政は徳川氏の中で外交や政治に関して、かなりの手腕を奮っていたそうですから、鳳来寺で受けた教育は、身を結んだという事でしょうね。

 

しかし、女の戦いは実際にあったのか気になるところではありますが・・・・

 

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直政と直虎の家系図

 

引用元:http://www.ryotanji.com/rekisi_iike/iinaotora.html

 

家系図は上記の通りとなりますが、直虎と直親の許嫁だった事が、なんとも切ない感じですね。。。

直虎は、一生独身のままですから、その下に続く家系図は無いですからね。

 

大河ドラマ『おんな城主直虎』で、井伊直親が赤ちゃんの虎松を抱きかかえながら、『この子は井伊を蘇らせる、ただならぬ子だと思う。』と言うシーンがある様です。

 

その想い通り、ただならぬ人物になる虎松(直政)。

 

井伊の赤備えを率いて自らが先頭に立ち、戦に挑んでいた井伊直政。

直政自身も『井伊の赤鬼』と呼ばれ、恐れられていましたからね。

 

直政と直虎の家系図

 

赤い武具を身に着けた軍は、遠目から見ても解りますし、その赤を目にしただけで敵陣は、震え上がったそうです。

 

ここまで恐れられる様になった『井伊の赤備え』軍は、やはり井伊直政の勇猛果敢な性格で、圧倒的な強さを誇示していたからの様です。

 

そんな性格に教育したのは、井伊直虎だったのか?

それとも天性のものなのか?

 

歴史のお話は、自分なりに解釈して納得しなければならない部分がありますからね。

全てが記述され、それぞれの気持ちまで解っている訳では無いですから。。。

 

そうして井伊直政は、江戸時代には譜代大名の筆頭として江戸幕府を支えました。

現在の群馬県高崎市と、滋賀県彦根市の発展の基礎を築いた人物とも言われています。

 

ですので、滋賀県彦根市では、『井伊直政公顕彰式』という祭典が毎年11月頃に行われています。

 

そんな井伊直政を大河ドラマ『おんな城主直虎』で演じるのが菅田将暉さんですが、どんな勇猛果敢な性格を表現するのか楽しみです!

 

菅田将暉大河ドラマ【おんな城主直虎】の井伊直政ってどんな人物?