薬を家康に提供するという作戦を思いついた万千代は、家康の信頼を得る事に成功しました。

そして、岡崎の信康へ家康からの言付けをしに行く役まで引き受ける事となりました。

着々と徳川で這い上がっている万千代ですが、思惑通り、井伊は蘇る事が出来るのでしょうか?

 

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第44話『井伊谷のばら』あらすじ(ネタバレ)!

 

 

天正六(一五七八)年。

十八歳となった万千代は、二つの大きな変化を迎える。

 

一つは、万福共々臨んだ、甲冑(かっちゅう)の着初め式。

武家の男子が初めて甲冑を着用する時に執り行われる儀式で、これには家康みずからが同席した。

 

もう一つは、初陣である。

武田が遠江攻略の拠点としていた田中城だ。

 

しかしその時は、戦はおろか、腫れ物に触る様に扱われるばかりだった。

それは、万千代が家康の寝所に一人呼ばれたあの夜から、周囲が男色の相手と見ているせいだった。

 

怪我をさせては、われらが叱られるゆえ。の!

実は万千代としても、他の小姓達のいびりや圧力から、自身と万福を守る為、誤解をそのままにしてきたのだ。

 

しかし、殿のおそば近くに仕えて早、四年。

われらだけが、未だ小姓の身分とは・・・

 

そろそろ自分も元服をと、家康への口添えを懇願する万千代に、信康はにこやかに返した。

父上は、お主を戦に出したくないのかもしれぬ。戦に長けた者は、他にもおるゆえ、それ以外を求めておるのではないかという事じゃ。

 

戦以外で思いつくのは、夜番をする事くらいだ。

万千代は、万福と交代で、徹底的に寝ずの番を務め始めた。

 

井伊谷では、龍潭寺の門前で寝起きしている祐椿尼が、胸の痛みを訴え、床に伏せてしまった。

年も年じゃし、天寿と考えた方がよいのではないか。と南渓は言った。

 

直虎は、見舞いに来たなつに、これからは知らぬふりで世間話をしにでも来てもらいたいと願い出た。

あやめ様にもさようにお知らせしておきます。兄から高瀬様にも中野様にも。

 

直虎は、涙をこらえ『かたじけない』と言った。

 

く、くせ者~!くせ者を捕らえたり!

夜の陣所に悲鳴混じりの万福の声が響いた。

 

万千代は家康をかばって、ざくりと斬られた肩から鮮血が噴き出している。

 

痛みも感じず、万千代は全力を振り絞って相手の体にのしかかり、己の喉を突こうとしている小刀をもぎ離して、寝所の隅へ投げ捨てた。

 

必死でもがくその男には見覚えがあった。

信康に付き従っていた若武者の武助であった。

 

騒ぎが鎮まった頃、万千代が肩の手当を受けているところに、榊原康政が入ってきた。

つらいところすまぬが、くせ者の詮議をしておる。あの者の企みにどうやって気付いた?

 

薬箱の口金が逆さになっておって。それで誰かが薬箱に触れたのだと。

調べてみると、やはり混ぜ物がしてあった。

 

何者かが万千代が井伊の薬で殺したという事にして、家康を亡き者にしようとしているのは間違いなかった。

そこで万千代は、寝所に戻った家康が薬湯を所望した時、寝入って目が覚めないふりをした。

 

そして、万福が代わりに作れる者を探しに行き、じきに戻った。

目を閉じたまま、万千代は薬湯を入れる音を聞いた。

 

出来上がりました。どうぞ。

その瞬間、目を開き、相手の手首を掴んで言った。

 

そなた、まず毒味をしてみよ。

追い詰められた武助は、小刀を出し、家康を襲おうした。

 

それを万千代が体を張って阻止したのだった。

それを聞いた康政に、『ご苦労であった。』と言われると同時に、万千代は眠りに落ちていた。

 

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さようなら祐椿尼

 

松岳院で暮らす祐椿尼の周りは、人であふれていた。

高瀬、六左衛門と直之、方久とあやめ達が多くのつぼみをつけたバラを持ってきた。

 

なつ、そしてしのまでが、しばしば姿を見せた。

虎松や亥之助は息災にしておりますか?

 

はい、殿の覚えもめでたく。なんでもこの間、戦場で殿をお守りし、知行一万石を頂きましたそうで。

一万石?!

 

何も聞いていなかった直虎は、驚きに腰を抜かした。

 

万千代は、まだ信じられずにいた。

一石は、大人の男一人が一年に食う米だ。

 

つまり、俺は一万の民を有する領主と同じ身上になったのだ。

だからといって領主になった訳ではない。元服が叶えば、井伊家の当主になれる。

 

となれば、若、おとわ様に家督を譲ると言っていただかなくてはならぬのでは・・・?

と、万福が万千代に言った。

 

ここで、あの意地悪ババアに手綱を握られるとは・・・。井伊万千代、一生の不覚!

そこに当の直虎から文が届き、万千代は肝を潰した。

 

それは、祐椿尼が病床にある事を伝えるものだった。

 

直虎と万千代は、龍潭寺の井戸端で手を合わせた。

しかし、二人の会話は全く噛み合わなかった。

 

井伊谷に要らぬ波風を立てて欲しくない直虎と、いずれは父祖伝来の地を取り戻したいと心中深くで切望している万千代とでは、噛み合わない事は仕方のない事だった。

 

さような考えなら、家督は決して譲らぬぞ。

望むところです。ならば力ずくで引きはがすまで。

 

・・・出来るものならやってみるがよい。

最後は喧嘩別れの様になり、更に溝が深まったのを感じた二人だった。

 

秋の一日、祐椿尼は静かに旅立った。

私は幸せにございますよ。母上。この人生をお与えくださり、かたじけのう存じます。

 

祐椿尼が息を引き取った直後、一斉にバラが届いた。

母上、あなたそのものではありませんか。直虎は静かに手を合わせた。

 

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第44話『井伊谷のばら』放送終了後の感想!

 

第44話『井伊谷のばら』放送終了後の感想!

 

さて、今回のタイトルはまさに『ベルばら』やろね。

井伊谷のばら』て。。。

 

ま、来週は『魔王のいけにえ』やからね。。。

これって、洋画ホラーの『悪魔のいけにえ』しか浮かばんが。。。^^;

 

なんやかんやと脚本家の森下佳子さんは、盗作・・・いや、モジった感のタイトルつけるねー!

 

今回の直虎を見てて、急に思ったのが『直虎、いつの間にか、こんなに丸くなってる。。。』って。。。

丸くなってるってのは、スタイルじゃないよ!

 

まぁ、母の祐椿尼とのやりとりで、すごく感じたのかもしれない。

 

 

てか、こんなに優しいお母さんが、まず 素敵!!

親子の深い愛情が素晴らしいねー!って感じた回やったわ。。。

 

てか、財前直見さんって、こんな歳やったっけ?と思わずググった。

で、51歳やった。

 

うーん。。。

現代では、51歳はまだ殺さんといて!って言いたいわな。。。^^;

でもさすが女優さん!

 

若く魅せる事も出来るし、おばあさん感も出せるし。。。すごいよねー。

こんな優しいお母さんとのやりとり見たら、直虎も『丸くなったなぁ』って感じてしまうよね。

 

てか、丸くなったといえば、方久も!!

今回の登場で、『ひぇー!方久、丸くなったー!』って、言ってしまったわ。

 

今回は2名ほど丸くなったお方を発見して、ちょいとびっくりやったね。(^^)

 

で、祐椿尼の悲しい最後・・・

 

で、傑山・・・

 

 

うーん。

傑山の何とも言えん表情・・・

泣いとるのか、笑っとるのか・・・

 

そして、今回は万千代の活躍が素晴らしかった!

しかし、活躍前の万千代の根性ったら。。。

 

 

いやいや、フツー大将の寝所で寝たふりを、し続けられっか??

これ、もし曲者入ってこんかったら、ただのどえらい根性の小姓って事で終わるよ。

 

しかし今回、万千代と万福で曲者に刀を向けてる時の、阿部サダヲさん演じる家康がビビってる表情が、なんだか笑けた。。。

 

なんちゅうか、阿部サダヲさんって、めちゃくちゃいい感じの家康演じてるねー!

 

それと、ええ味出してるといえば、榊原康政役の尾美としのりさんも、なかなかええ味出してるねー!

なんだか毎回、表情気になって見てしまうのよね。

 

無表情なところが、ええ味出してるよ。。。

それに比べて万千代の表情豊かなこと・・

 

 

私個人的には、直虎に歯向かう万千代は好きくないなぁ。。。

なんというか、すごく感情的なところが・・・

 

万千代自身、色んな場面で感情的な部分を出してるからしゃーないねんけど。。。とは思うよ。

でも、なんか直虎には、あんな態度の万千代を見ると嫌だなぁって思ってしまうのよねー。

 

という万千代とは、うって変わって、可愛い六左が今日も見れた!!(^^)

 

 

うーん。直之が更にいい感じだね。

六左の可愛いさ引き立つぅ~!

 

で、最後は遠山の金さんで締めくくりって訳やね。

 

 

見ていたこっちが、何故か、こっ恥ずかしい気分になったけど。。。^^;

 

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